斎宮歴史博物館では、史跡斎宮跡第205次(2区)発掘調査を開始しましたので、発掘調査現場を気軽にご見学いただけるように県民の皆様に公開します。
今年度上半期に実施した第205次(1区)発掘調査では、奈良時代の斎王宮殿域の正殿が新たに発見され、古代史ファンに限らず全国的に注目を集めたところです。今回の第205次(2区)発掘調査は、斎王宮殿域の西脇殿の発見が期待されます。解明を進める発掘調査現場で、歴史ロマンを体感してみませんか。
1 公開期間 令和5年12月4日(月)から令和6年3月1日(金)までの月・火・木・金曜日
(土・日曜日は休日、水曜日は休止、年末年始(12月25日(月)から1月8日(月・
祝)は休業)
※ 雨天時や発掘作業を休止している場合は見学できませんので、ご来場の際は、事前
にお問い合わせください。
2 公開時間 各日9時から12時および13時から16時
3 場 所 史跡斎宮跡第205次発掘調査現場(三重県多気郡明和町竹川字中垣内428-2他)
※ 斎宮歴史博物館から南に約500mの近鉄線路北側です。車でお越しの際は、ふるさ
と広場南の砂利敷駐車場に駐車してください。駐車場から徒歩約5分で発掘調査現場
までお越しいただけます。
4 参 加 料 無料
5 見どころ 掘立柱塀で正方位に囲まれた方形区画があり、これを奈良時代の斎王宮殿域と推定してい
ます。今回の発掘調査地は、斎王宮殿域の中央部で見つかった正殿の西側隣接地にあたり
ます。宮殿構造の解明を目指して実施するものであり、西脇殿などの重要な建物遺構や出
土遺物の発見が期待されます。
6 問合せ先 斎宮歴史博物館 調査研究課
電 話:0596-52-3800(代表)
FAX:0596-52-3724
7 主 催 斎宮歴史博物館