斎宮歴史博物館では、収蔵品から背景に奥深い物語をもつ資料を選りすぐった「逸品(いっぴん)」をご紹介するミニ展示を開催しています。
第4回は、江戸時代の伊勢街道沿いにあった仏堂に関する展示です。ぜひ、かつての伊勢街道のすがたに思いをはせながらご覧ください。
1 開催日時
令和7年3月22日(土)から5月16日(金)まで
9時30分から17時まで(ただし、入館は16時30分まで)
期間中の博物館休館日:毎週月曜日、5月7日(水)
※ただし、4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館
2 会場
斎宮歴史博物館 エントランスホール(三重県多気郡明和町竹川503)
3 内容
令和5年度に、近世の伊勢街道沿い、現在の竹神社前の交差点付近で発掘調査を行ったところ、仏堂とみられる遺構や遺物が見つかりました。この仏堂は、江戸時代の『伊勢参宮名所図会(いせさんぐうめいしょずえ)』などの史料に「大ほとけ」や「阿弥陀堂(あみだどう)」と記された仏堂と考えられ、発掘成果と文献記録が合致する数少ない事例です。調査で見つかった鯱(しゃち)や瓦、近世陶磁器類を展示します。
4 観覧料
無料(常設展の観覧には、別途観覧料が必要です)
5 問い合わせ先
斎宮歴史博物館 電話:0596-52-3800(代表) FAX:0596-52-3724
6 主催
斎宮歴史博物館