斎宮歴史博物館が斎宮跡の実態解明を目的として行っている発掘調査において、平安時代の斎宮にあった「方格街区(ほうかくがいく)」という碁盤目状の道路区画のうち、南北方向の道路跡を確認しました。
このことを皆さんに広く知っていただくため、発掘調査の現地説明会を開催します。
1 日時
令和7年11月30日(日曜日) 10時00分から11時30分まで
※10時から約30分間の説明を行います。その後11時30分までは随時説明を行います。
2 会場
史跡斎宮跡第211次発掘調査現場(三重県多気郡明和町大字斎宮字東加座地内)
※近鉄斎宮駅から会場までは、東へ約600m、徒歩10分程です。
※車でお越しの際は、さいくう平安の杜東側の砂利広場へ駐車してください。駐車場から会場
までは、東へ約300m、徒歩5分程です。なお、会場付近には駐車することはできません。
3 説明者
斎宮歴史博物館 職員
4 参加方法
事前申込不要、開催時間内に会場までお越しください。参加費無料。
5 発見の内容について
斎宮跡では、これまでの発掘調査で平安時代には平安京のような碁盤目状の道路区画(方格街区)があったことが想定されています。今回、発掘調査を実施したのは、史跡の東部で、南北に幅約15mの道路が延びることが想定される場所です。調査の結果、道路の側溝と思われる南北方向の溝が2カ所で確認され、この位置での平安時代の道路の存在がほぼ確実になりました。
6 その他
以下の場合は、内容の変更やイベントを中止する場合があります。また、イベントを中止する場合には、斎宮歴史博物館のホームページでお知らせします。
・雨天の場合(少雨決行)
・当日の朝7時の段階で三重県中部または明和町に、特別警報または暴風警報、大雨洪水警報が発令
されている場合
・その他災害の発生が予想されるなど開催が危険と判断される場合
7 主催
斎宮歴史博物館
8 問い合わせ先
斎宮歴史博物館 調査研究課
電話 0596-52-7027(直通) / 0596-52-3800(博物館代表)
FAX 0596-52-3724