概要
令和5年8月14日(月)13時30分頃、愛知県の住民から津保健所へ、8月13日(日)から14日(月)にかけて津市内の宿泊施設を利用したところ、同行者が嘔吐、下痢等の食中毒様症状を呈している旨の通報がありました。
また、同日16時30分頃、香川県の住民から同様の通報がありました。
津保健所が調査したところ、8月13日(日)から14日(月)にかけて当該宿泊施設に宿泊し、当該施設が提供した食事を喫食した11グループ63名中18名が同様の症状を呈していることが判明しました。
津保健所は、有症者の便、調理従事者の便、当日の保存食及び施設のふき取り検査から黄色ブドウ球菌(エンテロトキシン産生)が検出されたこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、当該施設が提供した食事が原因の食中毒と断定し、本日付けで営業禁止処分としました。
なお、有症者は全員回復しています。