概要
令和5年8月21日(月)午前10時頃、津市内の医療機関から津保健所へ、受診した患者1名から腸管出血性大腸菌O157が検出されたとの届出がありました。また、同月22日(火)及び28日(月)に他の医療機関から同様の届出がありました。(腸管出血性大腸菌感染症(O157)の発生事例として8月21日、23日、28日にそれぞれ報道資料提供済みです。)
津保健所が調査をしたところ、いずれの患者も8月12日(土)に津市内の同一の飲食店を利用しており、当該施設で喫食した5グループ24名中10名が下痢、腹痛及び発熱等の症状を呈していることが判明しました。
津保健所は、患者間で共通の食事が他にないこと、複数の患者及び調理従事者から腸管出血性大腸菌O157が検出されたこと、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、当該飲食店が提供した食事が原因の食中毒と断定し、本日付けで営業禁止処分としました。
なお、有症者は全員回復しています。