概要
令和5年9月11日(月)10時頃、尾鷲市内の医療機関から尾鷲保健所へ、複数の食中毒様症状を呈した患者を診察しており、うち複数の者の便からサルモネラ属菌が検出された旨通報がありました。
尾鷲保健所が調査したところ、8月30日(水)から9月1日(金)に紀北町内の飲食店で調理及び下処理を行い、尾鷲市内の飲食店で最終調理された弁当又は惣菜を喫食した5グループ28名中23名が同様の症状を呈していたことが判明しました。
同保健所は、有症者に共通する食事が他にないこと、複数の有症者の便の検査においてサルモネラ属菌が検出されたこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、当該飲食店が提供した食事が原因の食中毒と断定し、本日付けで当該飲食店を営業禁止処分としました。
なお、有症者は全員快方に向かっています。