概要
令和5年9月19日(火)16時頃、尾鷲市内の医療機関から尾鷲保健所へ、救急搬送された複数の患者が、発熱や下痢、吐気等の食中毒様症状を呈している旨の通報がありました。
尾鷲保健所が調査したところ、9月18日(月)に尾鷲市内の飲食店で調理され、同市内に配達された弁当を喫食した13グループ16名の他、当該弁当メニューの一部を喫食した従業員1名及びその家族1名の合計18名が同様の症状を呈していることが判明しました。
尾鷲保健所は、有症者18名の共通の食事が他にないこと、有症者及び従業員の便からサルモネラ属菌が検出されたこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、当該施設が提供した食事が原因の食中毒と断定し、本日付けで営業禁止処分としました。
なお、有症者のうち13名は入院しており、現在も引き続き治療を受けています。