令和7年6月9日(月曜日)10時00分頃、愛知県在住の住民から桑名保健所へ「6月8日の夕方に桑名市内のレストランを利用し、ラーメン等を注文して酢をかけて食べたところ、刺激臭を感じ、喉の痛みが生じた。」との通報がありました。
桑名保健所が調査したところ、当該飲食店が6月8日(日曜日)に当該利用者に酢として提供した液体が殺菌・漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム溶液)であったことを確認しました。
同保健所は、営業者が酢と誤って次亜塩素酸ナトリウムを提供した事実を認めていること、症状が次亜塩素酸ナトリウムを含む漂白剤による薬傷時の症状と一致していること、患者を診察した医師から届出があったことから、当該飲食店が提供した酢(中身は次亜塩素酸ナトリウム)が原因の食中毒と断定し、本日付けで営業禁止処分としました。
なお、有症者は全員快方に向かっています。