令和7年6月19日(木)10時頃、熊野市内の老人福祉施設の職員から熊野保健所へ、「感染性胃腸炎の集団発生が起こっている」との通報がありました。
同保健所が調査したところ、当該施設内で給食調理を受託した事業者が6月16日(月)に調理した食事を喫食した79名中9名が同様の症状を呈していたことが判明しました。
熊野保健所は、有症者は当該食事を喫食していること、調理従事者及び施設の有症者の便からノロウイルスが検出されたこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、当該給食事業者が提供した食事が原因の食中毒と断定し、本日付けで営業禁止処分としました。
なお、有症者は全員快方に向かっています。