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平成28年03月31日

三重県ドクターヘリ 和歌山県・奈良県の一部への出動が可能になります
和歌山県と相互応援協定、奈良県と共同利用協定を締結

 本県は、紀伊半島地域での救急医療体制の充実を図るため、平成27年7月21日の紀伊半島知事会議での合意に基づき、三重県ドクターヘリに係る協定を下記のとおり締結します。
 これにより、三重県ドクターヘリは、和歌山県・奈良県から出動要請があった場合に、県境を越えて救助・搬送にあたることになり、隣県の救急医療体制を支援することとなります。

                      記

1 和歌山県との協定について
(1)協定名
    和歌山県・三重県ドクターヘリ相互応援に係る基本協定
(2)協定締結者(5者)
    和歌山県、和歌山県ドクターヘリ基地病院(和歌山県立医科大学)
    三重県、三重県ドクターヘリ基地病院(三重大学医学部附属病院、伊勢赤十字病院)
(3)運航範囲
    6市町村(新宮市、那智勝浦町、太地町、古座川町、串本町、北山村)
(4)運航費用
    相互応援の場合は、運航側が費用を負担することになることから、本県側の負担となります。

2 奈良県との協定について
(1)協定名
    三重県ドクターヘリ共同利用に係る基本協定
(2)協定締結者(4者)
    奈良県、三重県、三重県ドクターヘリ基地病院(三重大学医学部附属病院、伊勢赤十字病院)
(3)運航範囲
    7市村(奈良市の一部(旧月ヶ瀬村、旧都祁村)、宇陀市、山添村、曽爾村、御杖村、川上村、
    東吉野村)
(4)運航費用
    当分の間は、共同利用となるため、運航回数に応じた負担金の支払いが、奈良県側に生じます。
    (※金額は、和歌山県と同様、319,000円/回)

3 協定の効力発生日 平成28年4月 1日(金)
    (協定締結日:平成28年3月31日(木)) ※締結式を行う予定はありません。

4 今後の対応
 奈良県がドクターヘリを導入した後には、三県が相互に乗り入れる相互応援体制をとることで、紀伊半島地域における、さらなる救急医療体制の充実を目指します。


≪参考≫
【ドクターヘリ導入状況】
和歌山県:平成15年1月導入(奈良県、三重県と共同利用開始)
奈 良 県:平成28年度中の導入に向け検討中
三 重 県:平成24年2月導入(三重大学医学部附属病院、伊勢赤十字病院が2か月交代で運航)

【ドクターヘリ広域連携の状況】
(現状)
和歌山県:大阪府、徳島県と相互応援
奈 良 県:和歌山県、大阪府と共同利用
三 重 県:和歌山県と共同利用
  ↓↓↓
(平成28年4月1日~)
和歌山県:三重県、大阪府、徳島県と相互応援
奈 良 県:三重県、和歌山県、大阪府と共同利用
三 重 県:和歌山県と相互応援、奈良県と共同利用

本ページに関する問い合わせ先

健康福祉部医療対策局 地域医療推進課 地域医療班 電話番号:059-224-3370 
ファクス番号:059-224-2340 
メールアドレス:chiiryo@pref.mie.jp 

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