三重県では、発災前から予測できる風水害である台風に対し、事前対策として被害の最小化へつなげるため、発災前から「いつ、誰が、何をするか」を時系列で整理した「三重県版タイムライン(以下「タイムライン」という。)」を策定しました。タイムラインは、毎年のように全国各地に被害をもたらす、いわば「いつも来る災害」である台風を対象としています。
また、県庁内の組織を超えた取組を行うとともに、関係機関とも連携を図り、一体的に災害対策を行うことで防災・減災をめざします。
今後、県では、タイムラインの運用を開始し、継続的な改善・充実を図ることで、県の災害対応力を一層高めていきます。
1 運用開始時期
平成30年4月1日から
2 対象とする災害
本県に影響を及ぼす可能性がある台風
3 想定される運用時間(いつ)
概ね台風到達5日前から1日後
(原則、県災害対策本部廃止まで)
4 運用主体(誰が)
三重県災害対策本部
(総括部隊、社会基盤対策部隊、保健医療部隊、救援物資部隊、
被災者支援部隊、生活・経済再建支援部隊)
関係機関
(各部隊が災害対応上関係する機関)
5 行動項目(何をするか)
台風が本県に接近するまでに行うべき事前対策を中心に洗い出し、行動項目として整理しています。
6 タイムラインレベル
台風の接近状況や県災害対策本部の体制に準拠したタイムラインレベルを設定し、各レベルに応じて
整理した行動項目を着実に取り組みます。