FSCジャパンセミナーで三重県知事及び関係自治体の首長が「FSC認証材供給応援宣言」を行います

　国産FSC認証木材の利用をテーマに、国内の認証林とユーザー企業などの協同プロジェクトを紹介し、双方の関係づくりによるFSC認証木材活用の可能性を提示するセミナー「国際森林認証FSCと地方創生‐FSCに取り組む自治体首長からのFSC認証材供給応援宣言‐」において、三重県知事や関係自治体の首長がFSC認証材供給応援宣言を行います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
１　経緯
　　平成12年（2000年）、国内で最初に三重県紀北町の山林（速水林業）がFSCの認証を取得されて以
　降、三重県では、環境に配慮した持続可能な森林を創出することを目指して、FSC認証の取得促進に取り
　組んでいます。また、G7伊勢志摩サミットでは、「首脳会議の際の円卓・椅子」などで多くの尾鷲ヒノ
　ノキのFSC認証材が使用されました。　
　　このたび、主催者のFSCジャパンより、FSC認証を推進する全国の自治体に対し、FSC認証材供給応援
　宣言への賛同依頼があり、三重県知事も賛同するとともに、共同宣言にあたって、全国２０の自治体を代
　表して挨拶する予定です。

　　※FSCは、木材を生産する世界の森林と、その森林から切り出された木材の流通や加工のプロセスを認
　　　証する国際機関です。その認証は、森林の環境保全に配慮し、地域社会の利益にかない、経済的にも
　　　継続可能な形で生産された木材に与えられます。このFSCのマークが入った製品を購入することで、
　　　消費者は世界の森林保全を間接的に応援できる仕組みです。

２　開催日時　
　　平成２８年９月３０日（金）
　　１７時００分から２０時２０分まで（懇親会 ２０時３０分から２１時３０分まで）
　　　※三重県知事等による応援宣言は１９時３５分からの予定です。

３　場所
　　イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA
　　東京都中央区京橋３－７－１　相互館１１０タワー１F
　　（https://www.synqa.jp/access/）

４　内容
　　国産FSC認証木材の利用をテーマに、国内の認証林とユーザー企業などの協同プロジェクトを紹介し、
　双方の関係づくりによるFSC認証木材活用の可能性を提示するセミナー及び認証製品の展示
　　（プログラム概要）
　　１７時００分　　開会挨拶　　FSCジャパン代表　太田 猛彦氏
　　１７時０５分　　来賓挨拶　　林野庁次長　沖 修司氏
　　１７時１５分　　基調講演
　　　　　　　　　　　「東京五輪を地方創生に生かす―持続可能な調達が企業と地域を結ぶ」
　　　　　　　　　　　講師　日経エコロジー＆日経BP環境経営フォーラム 生物多様性プロデューサー、
　　　　　　　　　　　　　　富山大学客員教授 藤田 香 氏
　　１７時４５分　　事例紹介セミナー
　　　　　　　　　　　（１）浜松信用金庫における天竜材利用
　　　　　　　　　　　（２）伊勢志摩サミットにおける尾鷲ヒノキ利用
　　　　　　　　　　　（３）スターバックスコーヒージャパン株式会社における南三陸杉利用
　　　　　　　　　　　（４）三菱地所グループにおける山梨県産材利用
　　１８時４５分　　（休憩）
　　１８時５５分　　パネルディスカッション
　　　　　　　　　　　「FSC認証国産材の活用 - 今後の展開と地域の活性化 -」
　　　　　　　　　　　登壇者　コーディネーター：藤田 香 氏　　　
　　　　　　　　　　　　　　　パネラー：浜松市、森林組合おわせ、南三陸森林管理協議会、
　　　　　　　　　　　　　　　株式会社イトーキ、三菱地所ホーム株式会社の各担当者
　　１９時３５分　　首長によるFSC認証材供給応援宣言
　　　　　　　　　　参加者　　三重県知事　鈴木英敬
　　　　　　　　　　　　　　　尾鷲市長、浜松市長、美幌町長、西粟倉村長　　　　　　　　　　　　　
　　２０時１０分　　協力企業挨拶
　　２０時１５分　　閉会挨拶
　　２０時３０分　　懇親会

　※FSCジャパンウェブサイトにて本イベント情報を掲載しております。イベント参加申込みについての
　　詳細はこちらをご覧ください。
　（https://jp.fsc.org/jp-jp/news/events/id/312）

５　主催　
　　FSCジャパン

６　その他
　　セミナーに関する問い合わせは下記へお願いします。
　　　FSCジャパン　担当者：河野
　　　電話：080-4089-6038　E-Mail：e.kohno@jp.fsc.org