松阪農林事務所において、林業事業体2社に対して森林経営計画(※)の作成用ファイルをメールで送信した際、誤って関係のない個人情報等を含んだファイルを添付したことにより、20名分の個人情報が漏えいしたことが判明しました。
当事者の皆様にご迷惑をお掛けしたことを深くお詫びするとともに、今後、個人情報の取り扱いには改めて注意し、再発防止を徹底してまいります。
1 要旨
(1)概要
令和5年3月25日(土)に、松阪農林事務所森林・林業室の職員が、林業事業体2社(以下「A社」及び「B社」)に森林経営計画の作成用ファイルを送信した際に、他の林業事業体(以下「C社」)が集約した20名分の個人情報等を含んだファイルを誤って送信しました。
その後、令和5年4月10日(月)に、A社からファイルに個人情報等が含まれているとの連絡を受け、B社にも確認したところ、B社にも同じファイルが送信されていたことが判明しました。
松阪農林事務所では、A社、B社に対して謝罪しメール及び添付ファイルの削除を依頼するとともに、情報が流出したC社に対して状況説明と謝罪を行いました。
(個人情報が流出した20名に対してはC社の希望によりC社を通じて謝罪しました。)
(2)漏えいした個人情報
林業事業体(C社)が集約した20名分の森林所有者名、所有する森林の地番
(3)原因
本来はデータが入力されていない状態のファイルを送信すべきところ、過去にC社のデータを入力したファイルを十分なチェックを行わずに送信してしまったことと併せて、複数人でのチェックが実施できない土曜日にメールを送信したことが原因と考えています。
2 今後の対応方針
再発防止のため、メール送信時に添付ファイルの内容について誤りがないか確認するとともに、個人情報を含むファイルを添付する場合は、複数人による十分なチェックを行ったうえで送信するようルールを徹底します。
※森林経営計画とは
森林法第11条に基づき、森林所有者等が、自らが森林の経営を行う一体的なまとまりのある森林を対象として、伐採、造林及び保育の実施予定などを記載する5年を1期とする計画で、原則として市町が認定を行うものですが、県は計画作成用のファイルを準備し希望者に配布しています。