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令和04年04月21日

令和4年度病害虫発生予察注意報第1号

ムギ類の重要病害である赤かび病の発生が想定されるため、次の通り注意報を発表します。
 1 対象作物     ムギ類
 2 対象病害虫名   赤かび病
 3 発生地域     県内全域
 4 発生時期     5月上旬以降(感染は、4月中旬以降)
 5 発生量     やや多い
 6 注意報発令の根拠
  1)本年のコムギの出穂期は、平年並からやや早く、伊勢平坦部で4月中旬以降開花が始まっていま
   す。
  2)コムギの開花始めに当たる4月中旬は、曇雨天が続き、平均気温は16.6℃と平年の14.0℃より高く
    推移しました。
  3)1か月予報(4月14日名古屋地方気象台発表)によると、向こう1ヶ月の平均気温は高くなる見込
    みであり、降水量は平年並か多い見込みです。
  4)ムギ類では開花から10日程度の間が赤かび病に最も感染しやすく、この間に降雨があって、気温が
   20~27℃の時に感染が激しくなります。
  5)このような気象状況は、赤かび病発生の好適条件となることから、多発することが予想されるため
    注意が必要です。
 7  防除上の注意事項
  1)防除適期は開花始めから開花盛期です。開花前、あるいは開花後の薬剤散布では防除効果が劣りま
   す。薬剤は三重県農薬情報システムで検索できます。
   (https://www.nouyaku-sys.com/noyaku/user/top/mie)
  2)圃場をよく観察して、播種時期ごとに出穂および開花状況を把握し、薬剤散布を行ってください。
  3)開花期以後に降雨が続き、気温が高く推移した場合は、開花期防除(1回目防除)の7~10日後に
   追加防除を行ってください。
  4)追加防除を行う場合は、系統の異なる薬剤をローテーション散布し、感受性の低下を防止してくだ
   さい。

 なお、発生予察情報には、「発生予報」、「警報」、「注意報」、「特殊報」があります。「注意報」は、警報の発表には至らないものの 、重要な病害虫が多発することが予想され、早期に防除したほうがよい場合に発表するものです。


関連資料

  • 令和4年度病害虫発生予察注意報第1号(PDF(120KB))

本ページに関する問い合わせ先

三重県 病害虫防除所 〒515-2316 
松阪市嬉野川北町530
電話番号:0598-42-6365 
ファクス番号:0598-42-7568 
メールアドレス:byogai@pref.mie.lg.jp 

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