令和02年10月03日
駐日ブラジル大使の知事表敬訪問
駐日ブラジル大使が、地方実情視察のため、鈴木知事を表敬訪問します。
記
1 日時 令和2年10月9日(金曜日) 11時30分から12時00分まで
2 場所 三重県庁3階 秘書課プレゼンテーションルーム(津市広明町13)
3 訪問者 駐日ブラジル大使 エドゥアルド・パエス・サボイア 氏
(随行)在名古屋ブラジル総領事館 メーロ副総領事
駐日ブラジル大使館 オスチ二等書記官
4 対応者 三重県知事 鈴木 英敬
三重県環境生活部ダイバーシティ社会推進課長 阪靖之
5 内容 ①知事あいさつ
②大使あいさつ
③記念品交換
④記念撮影
⑤情報交換
6 取材 表敬訪問の取材は、直接会場へお越しください
(以下、後日追記)鈴木知事は、サボイア大使の来庁に対するお礼と、新型コロナウイルスがブラジル社会に与えている多大な影響についてお見舞いを申し上げました。続いて、本県に住む約13,300人のブラジル人の方に向けて、三重県情報提供ホームページMieInfoを設け、コロナ感染拡大防止のための注意喚起等を含めポルトガル語で行政や暮らしについて発信していることや、現在県内で活躍するブラジル人の方の状況などを説明しました。最後に、両国がコロナウイルスを共に克服し、互いに安心して往来できる環境が取り戻せたあかつきには、2023年に50周年を迎える本県とサンパウロ州の友好提携を記念して、ぜひサンパウロ州知事にも本県にご訪問いただきたいと伝えました。
サボイア大使のご挨拶では、次のような内容が述べられました。三重県は日本人の精神性にとって重要な場所であり、コロナ禍が収まるようお祈りするにも適した場所である。ブラジルに渡った日本人のように、三重県に住むブラジル人にも、地域社会で重要な役割を果たすようになってほしい。そのためには教育が大切であり、三重県による日本語教育への支援には感謝している。コロナの影響で経済状況が悪化しているが、子どもたちが学校で学び続けられるよう、引き続き協力をお願いしたい。また、大使館でも日本で暮らすブラジル人への情報提供に取り組んでおり、ブラジルにおける三重県人会のように、三重とブラジルの懸け橋となるよう取り組んでいきたい。
記念品交換では、ブラジル大使館から、横浜の企業に勤務するブラジル人の方が製作した、新幹線の部品と同じ材料で作られた桜とイペーのオブジェを頂きました。イペーとはブラジルの国花で、黄色い桜とも言われています。三重県からは、G7伊勢志摩サミットの開催地である賢島と英虞湾の風景が描かれた英虞湾プレートを贈りました。
意見交換では、サボイア大使から、ブラジルにも優良企業が多くあるので企業の交流も進めていきたいこと、知事が東京へ来る際は大使館でブラジル料理を楽しんでもらいたいという発言がありました。鈴木知事からは、ブラジル人への新型コロナをはじめとする様々な情報提供には、大使館や領事館にもぜひ協力をお願いしたいこと、来年は東京オリンピックの後に三重県で国体が開催されるので、スポーツを通じた交流もしていきたい、といった発言がありました。