三重県内のコンクリート関連企業や行政・研究機関が連携し、低炭素型コンクリート※に関する最新の知見と実践事例を共有する「コンクリートカーボンニュートラル(CN)研究会」が発足します。
本研究会は、脱炭素社会に対応した技術や知識を効率的に習得できる場を提供し、まずは「学ぶ」ことを重視します。多様な立場の参加者が互いに理解を深め、共通の基盤知識を築くことで、業界全体のカーボンニュートラルへの歩みをともに進めていくことを目指していきます。ぜひ会場にお越しください。
記
1 開催日時
令和7年12月3日(水曜日) 13時00分から15時30分まで
2 開催場所
三重県工業研究所 2階大会議室(三重県津市高茶屋5丁目5番45号)
3 概要
今回の研究会では、NEDOグリーンイノベーション基金事業の中核を担い、脱炭素型コンクリート
の社会実装に取り組むCUCOコンソーシアム様及び三重県内で実際に低炭素型コンクリートを用いた
製品開発に取り組まれているセンシン株式会社様より、ご講演をいただきます。
また、会場では、低炭素型コンクリート用部材(高炉セメント、炭酸化混和材など)を実際にご
確認いただけます。
4 対象
コンクリート製品・生コン・建設・材料メーカー、行政機関、研究機関等、コンクリートのCNに
関心がある企業、又は個人事業者の方
5 内容
(1)講演①「CUCOコンソーシアムの取り組み状況について
(CO2排出削減・固定量最大化に向けたコンクリートの開発)」
CUCOコンソーシアム/デンカ株式会社 青海サステナビリティ推進部 原 啓史 氏
(2)講演②「即時脱型コンクリートを用いた低炭素型二次製品の開発」
センシン株式会社 代表取締役 山元 洋一 氏
(3)講演③「三重県のコンクリートにおけるCNの現状」
三重県工業研究所 職員
6 定員 40名(現地開催とWEB配信のハイブリット)
7 参加費 無料
8 申込方法
募集案内に記載のWEB申込フォームにてお申し込みください。
9 申込期限 令和7年11月28日(金曜日)
10 申込み先・問合せ先
三重県工業研究所 ものづくり研究課 担当 市川、内藤
〒514-0819 津市高茶屋5丁目5番45号
電話 059-234-4269
【低炭素型コンクリートとは?】
ポルトランドセメントの置換率が55%以上のもの又はこれと同等以上のCO2排出削減効果のあるコンクリート。