一般県道鳥羽阿児線(麻生(おう)の(の)浦(うら)大橋2号橋)について、橋梁調査を行ったところ、橋梁上部工のケーブルに損傷があることが判明し、現在、片側交互通行、重量制限(8t以上通行止め)としています。
また、2月26日に中部地方整備局に国の技術支援を要請し、本日(27日)、専門家(名古屋大学舘石和雄教授)及び中部地方整備局による現地調査を行われました。
その結果、当面の間、片側交互通行及び重量制限を継続します。
なお、急な依頼にもかかわらず、今回の専門家の派遣及び調査について、国土交通省中部地方整備局には多大なご支援をいただいています。
(専門家のご意見)
・片側交互通行、重量制限をかけたことは賢明な判断
・今後は、早急にケーブルなど部材の詳細調査を行い、応急措置などを検討すること。
1.通行規制の概要
(1)通行規制区間
一般県道鳥羽阿児線 麻生の浦大橋2号橋を含む約250m区間
(住所:鳥羽市浦村町)
(2)通行規制の内容
片側交互通行(2月26日~)
重量制限(8t以上通行止め)(2月27日~)
【参考】麻生の浦大橋2号橋の概要
建設年:1973年(昭和48年)
橋 長:196.6m
構 造:単純鋼下路式ニールセン橋
交通量:平日・1日当たり約3,700台
2.今後の対応
専門家の指導を受け、早急にケーブル等の部材の詳細調査を行うとともに、応急措置などの検討を進め ます。