津西高等学校(津市河辺町2210-2・川本清貴校長・全校生徒数1,081名(5月1日現在))において、1年生1名の就学支援金の受給資格認定通知及び支給決定通知が他の生徒に誤送付され、個人情報が漏えいしました。
※1 高等学校等就学支援金
教育費負担を軽減するために、県立高校の授業料分の金額(全日制の場合月額9,900円)を支給する制度。
1 内容
津西高等学校は、平成28年6月1日に、就学支援金の申請者には受給資格認定通知及び支給決定通知を、それ以外の生徒には授業料納付通知を、1年生の全生徒360名に郵送しましたが、翌6月2日に、通知書を受け取った生徒1名の保護者から、他の同姓の生徒の受給資格認定通知等が封入されているとの連絡があり、個人情報が漏えいしていることが判明しました。
これを受け、もう一方の生徒の家庭に連絡したところ、こちらに送付された郵便物は未開封であったことから、開封せず保管するよう依頼し、開封前に回収しました。
2 漏えいした個人情報
漏えいした個人情報は、支給対象生徒の認定番号、支給対象者名、支給決定額及び月別支給決定額(4~6月分)です。
3 判明後の対応
津西高等学校では、誤送付された双方の生徒の自宅を訪問して、保護者に事実を伝え、お詫びし、理解を得ました。
4 今後の対応方針
県教育委員会としては、高等学校等就学支援金に関する業務で2件の個人情報の漏えいが続いたことを厳粛に受け止め、改めて万全を期すよう各高等学校へ周知徹底するとともに、事務の作業手順が各校でまちまちであることから、統一した作業手順を構築するなど、同じ過ちが発生することのないよう取り組んでまいります。