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令和04年04月16日

「地域課題解決型キャリア教育の手引き」について

 三重県教育委員会では、地域を学び場とする課題解決型学習のモデル構築を目指し「地域課題解決型キャリア教育モデル構築事業」を実施してきました。事業が終了するにあたり、今後、より効果的に取り組めるよう、これまでの取組内容を整理し、「地域課題解決型キャリア教育の手引き」としてまとめました。

1.事業の概要  
  令和元年度から3年間、1学年3学級規模以下の県立高校9校10校舎を実践パイロット校に指定し、
 地域の行政、住民、職業人等多くの方々の協力を得ながら、高校生が地域の産業や文化などを題材に、地
 域の魅力や課題を知り、自分たちに何ができるのかを主体的に考え、行動するなど、当事者意識を持って
 地域の活性化や課題解決に取り組みました。生徒は世代を越えた多様な価値観に触れることで、他者と協
 働する力や、自己と社会の関わりを考える力など、これからの社会の変化に対応する力を育むとともに、
 地域への愛着や誇りを高め、その地域で活躍できる将来像をイメージすることや、将来にわたって学び続
 けることのできる能力・資質の育成をめざしました。
 (実践パイロット校)
・白山高校 ・飯南高校 ・昴学園高校 ・南伊勢高校南勢校舎 ・南伊勢高校度会校舎
・鳥羽高校 ・志摩高校 ・水産高校  ・あけぼの学園高校  ・紀南高校

2.各実践パイロット校の取組例
・紀南高校では、学校設定科目「地域産業とみかん」において、1年間を通じて地域の特産品である柑橘類
 の栽培から流通までの過程や、関連する産業などについて、摘果作業や収穫作業などを体験しながら体系
 的に学びます。みかん農家の経営ついて生産者との意見交換や、みかんの加工施設での学習を通じて、
 PR方法や商品化による収益向上について考えるなど、これからの地域産業のあり方について考えます。
・志摩高校では、「総合的な探究の時間」を活用して、生徒全員が3年間にわたって地域を舞台に探究的に
 学ぶ「志摩学」に取り組んでいます。地元の事業者による講演会や、地域のさまざまな事業所や施設での
 フィールドワーク、インターンシップを通じて、地域について理解を深め、地域の魅力や自分たちで考え
 た課題への改善方法等を、クラス発表、学年発表、学校全体での成果発表会で発信しています。
・飯南高校では、1年生の「産業社会と人間」で、地域の産業や観光資源のフィールドワーク等を通じて地
 域の魅力や課題を肌で感じ、自分事として向き合う姿勢を身につけます。2年生の「キャリアデザイン」
 で、地元企業でのインターンシップ等を通じて、地域での企業経営の工夫や努力等について直接大人から
 学び、3年生の「いいなんゼミ」では、1・2年生で学んだ知識や経験に加え、地域の大人や専門家のア
 ドバイスを得ながら、生徒一人ひとりが各自のテーマの研究を深め、「いいなんゼミ発表会」で地域の
 方々等に学習の成果を発信します。

 「地域課題解決型キャリア教育の手引き」
 https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/001005626.pdf

関連資料

  • 地域課題解決型キャリア教育の手引き(PDF(7MB))

本ページに関する問い合わせ先

三重県 教育委員会事務局 教育政策課 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁7階)
電話番号:059-224-2951 
ファクス番号:059-224-2319 
メールアドレス:kyosei@pref.mie.lg.jp 

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