三重県教育委員会では、令和3年3月県立学校卒業者の令和3年3月末現在における就職内定状況の調査結果をとりまとめました。
1 県立高等学校卒業者の就職内定状況(全日制・定時制)
(1)卒業者 11,786人
(2)就職希望者 3,682人
(3)就職内定者 3,674人
(4)就職未内定者 8人
(5)就職内定率 99.8%
令和2年10月の就職採用選考開始以降、就職未内定者の多い高校に、就職アドバイザーの活動時間を
重点的に割り当て、各学校の進路担当者とともに、個々の生徒へのきめ細かな進路相談や求人開拓を行っ
た結果、前年同期を上回る就職内定率となりました。
2 県立特別支援学校高等部卒業者の就職内定状況
(1)卒業者 266人
(2)就職希望者 77人
(3)就職内定者 77人
(4)就職内定率 100%
進路指導担当教員及びキャリア教育サポーター等が連携して進路希望の実現に向けて支援した結果、希
望者全員が事業所に内定しました。
3 今後の対応
(1)県立高等学校の対応
県立高等学校卒業者の就職未内定者8人に対しては、出身高等学校において、引き続き進路担当者が
中心となり、令和3年6月末までに就職が実現できるようハローワーク等と連携を図り途切れない支援
を行います。
就職した生徒については、企業等で管理職や人事部門の経験を持つ就職実現コーディネーター(就職
アドバイザーから名称変更)が、就職者の職場定着状況を確認し、職場定着に不安のある場合には、企
業と連携した支援を行います。
(2)県立特別支援学校の対応
県立特別支援学校高等部卒業生については、雇用関係機関(障害者就業・生活支援センターなど)の
協力を得て就職先を訪問し、職場での状況把握に努め、本人の特性に応じた仕事内容や職場環境につい
て企業と相談するなどして、安心して働き続けられるよう一人ひとりの状況に応じた支援に取り組みま
す。