大切に守り伝えてきた仏像の盗難被害、過疎化・高齢化による地域の守り手不足、地震や台風といった大規模災害の発生など、文化財を守り伝えるには多くの課題があります。この講習会では、文化財の防犯・防災についての先進地の取り組みを紹介します。この機会に、いっしょに考えてみませんか。
1 開催日時
令和元年11月27日(水)13時30分から16時30分まで
2 会場
三重県総合博物館 3階 レクチャールーム(三重県津市一身田上津部田3060)
3 演題・講師
(1)仏像を盗難から守るために
大河内 智之(和歌山県立博物館主任学芸員)
(2)災害時の文化財レスキューについて
鳥越 俊行(文化財防災ネットワーク推進室・奈良国立博物館学芸部保存修理指導室長)
4 定員・対象
70名(申込不要)
どなたでも参加できます
5 参加費
無料
6 関連展示
パネル展「石碑が伝える災害の記憶と警鐘」
会期:令和元年11月19日(火)から12月1日(日)まで(休館日を除く開館時間)
会場:三重県総合博物館 3階 学習交流スペース
内容:三重県内に残る津波供養碑。地震供養碑などを紹介するパネルを展示します
7 主催
三重県教育委員会、三重県指定文化財等所有者連絡協議会、三重県総合博物館
8 協力
国立文化財機構文化財防災ネットワーク推進室