国の文化審議会は、令和6年3月15日(金)に開催された文化審議会文化財分科会の審議・
議決を経て、国宝・重要文化財の新指定について文部科学大臣に答申を行いました。
このうち、三重県関係では次の国宝・重要文化財(美術工芸品)3件の答申が行われました。
1 国宝(考古資料)の新指定の答申が行われたもの(詳細は別紙参照)
・ 三重県宝塚一号墳出土埴輪 1件 松阪市所蔵(松阪市)
2 重要文化財(彫刻)の新指定の答申が行われたもの(詳細は別紙参照)
・ 木造阿弥陀如来立像 快慶作・木造地蔵菩薩立像 1件 安楽寺所蔵(松阪市)
3 重要文化財(彫刻)の追加指定の答申が行われたもの(詳細は別紙参照)
・ 木造阿弥陀如来及脇侍坐像 附 木造観音菩薩坐像 1件 清光寺所蔵(松阪市)
( 参 考 )
・今回、6件の美術工芸品を国宝に、36件の美術工芸品を重要文化財に指定する答申が行わ
れました。この結果、今後の官報告示を経て、国内の国宝・重要文化財(美術工芸品)は
10,910件となります。県内の国宝(建造物・美術工芸品)は7件となる予定です。
県内の国宝・重要文化財(美術工芸品)は166件(うち国宝5件を含む)となる予定です。
・今後の官報告示を経て、県内の国宝・重要文化財(考古資料)は11件(うち国宝2件を含
む)となる予定です。
・今後の官報告示を経て、県内の重要文化財(彫刻)は68件となる予定です。