国の文化審議会は、令和7年12月19日(金曜日)に開催された文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て、史跡名勝天然記念物の指定等について、文部科学大臣に答申を行いました。
このうち、三重県関係では史跡熊野参詣道に3箇所の追加指定の答申が行われました。
1 追加指定の答申が行われたもの(詳細は別紙参照)
・熊野参詣道(伊勢路) 3箇所
石仏庵(いしぶつあん)玉城町
女鬼峠道(めきとうげみち)多気町
八鬼山荒神堂跡及び茶屋跡(やきやまこうじんどうあとおよびちゃやあと)尾鷲市
( 参 考 )
・今回、特別史跡の新指定1件、史跡名勝天然記念物の新指定8件、追加指定27件、登録記念物の新
登録6件、重要文化的景観の新選定1件、追加選定1件の答申が行われる予定です。この結果、今後
の官報告示を経て、国内の史跡名勝天然記念物は3,398件、登録記念物は149件、重要文化的
景観は74件となる予定です。
・熊野参詣道伊勢路は追加指定のため、県内の国指定史跡名勝天然記念物の件数(81件)は変わりま
せん。
・熊野参詣道伊勢路の史跡指定箇所は24箇所となります。