不妊治療と仕事との両立支援に向けて、現在治療を受けている方々の実態を把握するとともに、両立に向けての課題を明確化し支援につなげるため、治療を受けている方を対象に実態調査を実施しました。この度、調査結果を取りまとめ、「不妊治療と仕事の両立に関するアンケート調査結果報告書」を作成しましたので公表します。
1 調査概要
令和元年7月1日から8月31日にかけて、特定不妊治療費助成申請のために市町窓口に来所した方及び県内の指定医療機関にて不妊治療を受けている方を対象に、アンケート調査を実施しました。
回答者の約11%が不妊治療のために仕事をやめている、といった実態が明らかになるとともに、両立に悩む当事者の声が多く寄せられました。
2 今後の取組
調査により明らかとなった課題の解決をめざし、三重県経営者協会、日本労働組合総連合会三重県連合会、三重県医師会、三重県産婦人科医会及び三重労働局との連携協定を活用し、不妊治療に関する知識の普及啓発や職場での理解の促進に向けた取組を進めます。