医療体制整備・調整プロジェクトチームにおける公文書の紛失について

　医療体制整備・調整プロジェクトチームにおいて　新型コロナウイルス感染症対策事業補助金（空床確保
事業）にかかる公文書（交付申請書を含む起案文書1件）を紛失しました。
　当該公文書には補助事業者の役員の個人情報が記載されています。
　ご迷惑をおかけした関係者の方々、県民の皆様に対し、深くお詫びを申し上げるとともに、今後このよう
なことが起こらないよう、再発防止を徹底してまいります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

　１　紛失した公文書の名称等及び文書に含まれていた個人情報
　（１）公文書名
　　　　「新型コロナウイルス感染症対策事業補助金にかかる交付決定及び支出負担行為（整理）について
　　　（11）」
　（２）作成年度・保存期間
　　　　令和４年度作成、５年保存
　（３）文書に含まれていた個人情報
　　　　補助事業者にかかる役員１５名分の生年月日、性別

　２　経緯
　　　５月末の出納整理期間までに全ての補助金の支払い手続きが完了したため、改めて支払い漏れがない
　　か確認していたところ、編綴すべき簿冊に綴じられていないことが５月１９日に分かりました。以来、
　　関係職員への聞き取りのほか、範囲を所属、隣接所属、医療保健部全体と段階的に拡大して捜索を行い
　　ましたが、発見に至りませんでした。
　　　関係職員への聞き取りから、外部への持ち出しはなかったこと、執務場所のコロナ対策本部は、部外
　　者の立入制限をしていることから、外部への流出はないであろうと考え、期限を定めず捜索を行ったた
　　め時間を要してしまいました。
　
　３　県民・業務等への影響
　　　公文書の外部への流出は認められておらず、誤って廃棄した可能性が高いと考えています。
　　　当該補助金は令和５年３月下旬に支払いを行い事業は完了しています。また、現時点において補助事
　　業者の役員の個人情報の流出による被害は確認されておりません。
　　　なお、補助事業者に対しては状況を説明し謝罪を行いました。

　４　再発防止策
　　　回議など進捗ごとの文書管理の徹底や、作業を行う職員名を記載した管理シートの作成などの対策の
　　実施とともに、コンプライアンスミーティングや危機管理意識向上研修を通じて、改めて公文書管理の
　　意義と重要性を認識・共有し、「三重県公文書等管理条例」や「公文書の不適正な取扱いに関する公表
　　指針」の遵守を周知・徹底します。