1 計画改定の趣旨
県では、ICTやデータの積極的な活用により、行政運営の効率化や県民の利便性の向上、社会のさまざまな課題を解決していくことを目的として、令和2年6月に「みえデジタル戦略推進計画」を策定しました。
計画策定以降、本県や国において、デジタル社会の推進に向けての動きが加速するとともに、コロナ禍によってデジタル化の遅れが顕在化したことから、これらの課題等に対応し、デジタル社会の形成を強力に進めていくため、計画を全面的に改定し、「みえのデジタル社会の形成に向けた戦略推進計画」を策定しました。
2 計画の位置づけ
・みえ元気プランのデジタル分野における分野別計画
・「官民データ活用推進基本法(平成28年法律第103号)」に基づく「都道府県官民データ活用推進計画」
・総務省「自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画」、「自治体DX全体手順書」に基づく「全体方針」
3 計画の期間
令和4年12月から令和8年度まで
4 三重県がめざす社会
県では「デジタルが社会に浸透することによって、誰もが、直接的、間接的にデジタルの恩恵を受けることができる社会」をデジタル社会ととらえ、その形成を推進します。
また、「誰もが住みたい場所に住み続けられる三重県」をめざす姿として掲げ、デジタル社会の形成により、県民の皆さんの時間や気持ちに余裕が生まれ、自己実現を図ることで、「心豊かな暮らし」と「持続可能な地域社会」が実現されている三重県をめざします。
本計画では、人々の生活の中心となる「暮らし」、暮らしを支える「しごと」、そして社会を支える「行政」の3つの分野に区分して取組を進めます。