四⽇市農林事務所が発注した⽤⽔路⼯事において、契約後、積算に誤りがあることが判明しました。
ご迷惑をおかけした関係者の⽅々、県⺠の皆様に対し、深くお詫び申し上げますとともに、今後このようなことが起こらないよう、再発防⽌を徹底してまいります。
1 発注⼯事の概要
⼯事名︓鈴⿅川沿岸8期地区 農業競争⼒強化基盤整備事業 4ブロック⽤⽔路その2⼯事
施⼯場所︓鈴⿅市
予定価格︓212,291,200円(税込み)※予定価格事後公表
契約⾦額︓197,560,000円(税込み)
⼯期︓令和2年8⽉11⽇から令和3年2⽉26⽇
2 原因
管路⼯(硬質塩化ビニル管布設︓3箇所)及び舗装⼯(上層路盤⼯︓1箇所)の材料費が設計書に計上されていなかったため、正しい予定価格213,841,100円(税込み)より1,549,900円(税込み)過⼩となっていました。
3 判明の経緯等
積算について⼊札参加者から質問があり、精査したところ、誤りが判明しました。なお、仮に正しい予定価格で⼊札を実施した場合、落札者は異なっていた可能性があります。
8⽉ 4⽇ 開札、予定価格の公表
⼊札参加者から積算に誤りがないか質問があり、積算内容を精査するも誤りを確認できず
8⽉ 5⽇ 落札決定
8⽉11⽇ 契約締結
8⽉13⽇ ⼊札参加者から具体的に違算箇所の指摘があり、誤りが判明
4 対応
本⼯事は契約を締結しており、受注者には帰責性がないこと、再度の契約⼿続きを⾏った場合には来季の営農に⽀障が⽣じること等を勘案し、現契約を継続します。なお、⼊札に参加した全ての事業者の⽅々に対し、謝罪及び事情説明を⾏いました。
5 再発防⽌策
今回の案件を踏まえて、積算担当者及び設計審査者に対して、積算誤りの事例の共有や積算におけるチェックポイント等の研修を⾏っています。また、設計書チェックシートの充実や複数⼈による設計審査をより⼀層徹底し、再発防⽌を図ります。