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社会づくりに役立つ宝くじ

宝くじが県民の皆さんのよりよい社会づくりに役立っていることをご存じですか。

三重県は、全国の都道府県や指定都市と共同で「自治宝くじ」を発行しています。
 皆さんは、自治宝くじが私たちの生活や社会づくりに役立っていることをご存じでしょうか。
 それでは、自治宝くじの役割やしくみなどについてご紹介します。

§ 宝くじの誕生はどのようなものですか。

  • いわゆる「富くじ」の歴史をさかのぼってみますと、日本では寛永年間(1620年代)に摂津国(現在の大阪府)の箕面山瀧安寺で、正月の元旦から7日までに参詣した善男善女が、自分の名前を書いた木札を唐びつの中に入れ、7日の日に寺僧がキリで3回突き、3人の“当せん者”を選び出し、福運の“お守り”を授けた「富会(とみえ)」が起こりとされています。※天正3年(1575年)が起源という説もあります。
  •  また、江戸時代には神社仏閣の修復費用調達の一方法として、数多くの官許の富くじ、いわゆる天下御免の富くじ「御免富」が発行され、谷中の長耀山感応寺、湯島天神、目黒の泰叡山瀧泉寺は江戸の三富と言われました。落語の「富久」をご存じの方もいらっしゃることでしょう。
  •  その後、天保13年(1842年)の天保の改革によって禁止になり、明治・大正・昭和と、103年もの長い間禁止されていました。しかし、昭和20年に通貨の膨張と物価の高騰という国内経済情勢を背景に浮動購買力の吸収を目的として、政府(国営)による当せん金付証票が発売され、また同年10月に“宝くじ”という名前で「政府第1回宝籤」が発売されました。
     地方公共団体についても、戦後の復興資金調達のため、都道府県にも発売権能が与えられ、昭和21年12月に地方宝くじ第1号が登場しました。
     その後、昭和23年に宝くじ発売の根拠となる「当せん金付証票法」が制定され、今日の自治宝くじへとつながっています。(なお、昭和29年に政府宝くじは廃止され、現在は地方自治体が販売する自治宝くじのみとなっています。)

§ 自治宝くじの発売主体はどのようなものですか。

  • 宝くじの発売元は、都道府県と20の指定都市です。    
  • 一般の個人や会社などが発売することは、刑法187条で禁止されています。
  • 三重県は、「全国自治宝くじ事務協議会」と「関東・中部・東北自治宝くじ事務協議会」の構成員として、関係都道府県・指定都市と共同で宝くじを発売しています。

§ 自治宝くじにはどのような種類のものがありますか。

  • 「通常くじ」、ドリーム、サマー、ハロウィン、年末、バレンタインの「ジャンボくじ」がよく知られています。
  • その場で当たりがわかる「スクラッチ」や、3桁か4桁の数字を自分で選択できる「ナンバーズ」、1から31までの数字から5個の数字を選択できる「ミニロト」、1から43までの数字から6個の数字を選択する「ロト6」や1から37までの数字から7個の数字を選択する「ロト7」、ビンゴゲームをモチーフにした「ビンゴ5」といった「数字選択式宝くじ」、「インターネット専用くじ(クイックワン)」などがあります。

§ 自治宝くじの販売規模や収益金はどれくらいですか。

  • 自治宝くじは、全国で約8,133億円の販売実績額(全国及び各地域ブロックくじ等)(令和3年度)になっています。
  • うち三重県では、約116億円の発売額(令和3年度)になっています。
    これにより三重県に約43億円の収益金(令和3年度)がもたらされます。
    ただし、三重県の収益金とするためには、三重県内の売場で販売しなければなりません。
    このことから、ぜひとも三重県内の売場での購入をお願いします。
    当せんの確率は、県外・県内、どこの売場でも同じです。

§ 自治宝くじの1枚の中身はどうなっていますか。

【宝くじ1枚の中身】
 46.2% 当せん金
 37.5% 収益金 ⇒ 全国都道府県及び指定都市の財源へ
 14.9% 宝くじ券印刷費、売りさばき手数料など
  1.4% 社会貢献広報費

§ 自治宝くじの発売事務はどうなっていますか

  • 発売事務については、発売元である都道府県・指定都市は直接行わず、銀行等に委託して行っています。  
  • 発売等の事務を受託した銀行等では、発売元(地方自治体)の定めた販売計画に従って、宝くじ券の図柄選定、印刷、売り場への配送、広報宣伝、売りさばき、抽せん、当せん番号の発表、当せん金の支払い等を行います。そして、収益金は抽せん会終了後、時効当せん金は時効成立後、それぞれ発売元へ納められています。   

§ 三重県ではどのような事業に役立っているのでしょうか。

  • 自治宝くじの収益金は、道路等公共事業、治山事業、自然公園等緑化事業や国際交流事業、芸術文化事業などの貴重な財源の一つとなっています。
    令和3年度は、自治宝くじの財源を活用して、次頁の表の事業を実施しました。

自治宝くじ財源を活用した令和3年度事業の主なもの

(単位:千円)

区分 事業名 宝くじ財源 事業の概要
土木 道路・橋りょう事業 200,000 県管理道路の舗装整備及び橋りょう修繕等の維持管理を行いました。
国土保全 三重県防災行政無線運営協議会等負担金 90,516 災害時に関係機関同士で通信が利用できるよう、三重県防災行政無線運営協議会を通じて、県防災行政無線設備の維持管理を行いました。
防災ヘリコプター運航管理費 200,000 救急救助活動、災害応急活動を行うため、防災ヘリコプターの運航を行いました。
県単治山事業費 27,940 山地災害から県民の生命や財産を守るため、小規模な山腹崩壊地等の復旧整備や山地災害危険地区等における防災施設の整備を行いました。
緑化 森林公園利用促進事業費 51,770 指定管理者制度を活用し、三重県民の森並びに三重県上野森林公園において、県民の方々に自然とのふれ合いや自然体験学習等の場を提供するため、自然観察会の開催や、下草刈りや間伐等の森林の整備、遊具の点検等施設整備を行いました。
自然公園利用促進事業費 16,145 東海自然歩道、近畿自然歩道をはじめ県が管理する自然公園施設において、県民の方々が安心して快適に利用していただけるよう、パトロールの実施、トイレの清掃等を行いました。
県単造林事業費 23,000 森林の公益的機能の高度発揮や持続的林業生産活動の推進を図るため、植栽、下刈、保育間伐、間伐等の森林整備を行いました。
少子化対策 子ども医療費補助金 1,894,440 子育てに対する経済的負担を軽減し、子どもに必要な医療を安心して受けさせるようにするため、市町が実施する子ども医療費助成制度に対し、その費用の一部を補助しました。
一人親家庭等医療費補助金 401,656 一人親家庭等に対する経済的負担を軽減し、保健の向上と福祉の増進を図るため、市町が実施する一人親家庭等医療費助成制度に対し、その費用の一部を補助しました。
私立幼稚園等振興等補助金 577,693 幼児教育の質の維持及び向上や、園児の就園上の経済的負担の軽減を支援しつつ、私立幼稚園等の経営基盤の安定化を図るため、私立幼稚園及び認定こども園を設置・経営する学校法人に対して経常費の一部を助成しました。
市町村振興 市町村振興事業基金交付金 666,970 (公財)三重県市町村振興協会を通じて、市町の建設事業の財源として低利に貸し付けられるほか、市町が行う医師・看護師確保対策や共有デジタル地図共同化事業等への助成などを行いました。
国際交流 外国青年招致事業費(自治体国際化協会負担金) 18,000 (一財)自治体国際化協会(地域の国際化を推進する地方公共団体の共同組織)を通じて、語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)を行いました。
日台観光交流推進事業費 510 高雄市においてKTF2021(高雄旅行博)にブースを出展し、三重県のPRを行いました。
国際ネットワーク強化推進事業費 2,430 県内企業の国際展開や国際的な視野を持つ若者の育成につなげるため、姉妹・友好提携先や駐日大使館、領事館とのネットワークの維持・強化、国際的な活動を行う民間団体の支援など、様々な交流活動を進めました。
外国人住民に対する情報や学習機会の提供事業費 1,613 日本語能力が十分でない外国人住民に向けて、生活するうえで必要な、健康、安全、教育、文化などの行政・生活情報を、多言語ホームページ「Mie  Info」(ポルトガル語、スペイン語、フィリピノ語、中国語、英語、ベトナム語、日本語)で提供しました。
語学指導等を行う外国青年招致事業費 153,755 (一財)自治体国際化協会(地域の国際化を推進する地方公共団体の共同組織)を通じ、公立高等学校における語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)を行いました。
芸術文化 文化活動連携事業費 7,421 地域の芸術文化の環境づくりを支援するとともに、地域の文化的な活動の支援を行いました。
図書館管理運営費(資料整備事業) 17,907 県内の中央図書館としての役割を果たすために必要な資料の収集・保存及び情報提供を図りました。
総合博物館展示等事業費(展示企画運用費) 4,854 企画展を実施し、三重の自然と歴史・文化にふれ、学び、交流する場を提供しました。 (企画展「やっぱり石が好き!三重の岩石鉱物」、「寺院に伝わる戦国の残像」を開催)
美術館展示等事業費(展覧会推進事業) 33,719 県民の方々に様々な美術分野で質の高い芸術文化の鑑賞機会を提供しました。(企画展「若冲と京の美術-京都 細見コレクションの精華-」、「杉浦非水 時代をひらくデザイン」などを開催)
豊かな体験活動推進事業費 1,591 県立の生涯学習施設が、市町や活動団体と連携し、次代を担う子ども等を対象に、文化・芸術や歴史などに関する参加型の学習機会を提供しました。
総合文化センターPR事業費 8,143 総合文化センターが実施する事業等について、様々なメディアを通じて情報提供を行うほか、集客イベントを実施し、施設利用の促進を図りました。
文化会館事業費 72,554 文化会館の機能を生かし、芸術性の高い公演や本県の将来を担う人材を育成するための事業を実施したほか、県民が文化芸術に触れ親しむ機会を提供しました。
生涯学習センター費 9,701 県民の生涯学習ニーズに対応するため、学習情報の収集、学習機会の提供を行うとともに、生涯学習センターの効果的な管理運営を行いました。
地域情報化 防災行政無線維持管理費 7,196 一般財団法人自治体衛星通信機構を通じて、地域衛星通信ネットワーク(県、市町、消防本部、防災関係機関との防災情報の送受信)の運用管理を行いました。
地域情報化推進事業費(地方公共団体情報システム機構負担金) 6,644 地方公共団体情報システム機構(J-LIS)の公的個人認証サービス整備・運営の費用を負担することで、インターネットを通じて安全・確実な行政手続き等を行うための電子証明書の発行が行われました。
東京2020 東京2020大会に向けた「オール三重」推進体制構築事業費 64,989 令和3年4月7日、8日にオリンピック聖火リレーを実施し、東京2020大会に向けた機運醸成を図るとともに、本県の魅力を国内外に情報発信しました。
合    計 4,461,222  

なお、千円未満は四捨五入で処理しています。

《お願い》
自治宝くじの趣旨について、ご理解いただき、三重県内での購入をお願いするとともにご家族やお知り合いの方などへの普及・宣伝もお願いします。
なお、平成30年10月から「宝くじ公式サイト」にて購入できるようになり、より手軽に宝くじを楽しめるようになりましたので、ぜひご利用ください。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 財政課 企画・債権管理班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2119 
ファクス番号:059-224-2125 
メールアドレス:zaisei@pref.mie.lg.jp

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