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■県民の皆さんから寄せられた「声」の概要■
カーポートが住宅の一部の軒と重なる場合、建築基準法上ではカーポートと住宅を同一の建物とみなすようですが、同一の建物とみなすとカーポートと住宅を合わせた構造計算が必要となり、建築確認申請が困難で費用も多大になるなどの問題が生じます。
カーポートと住宅の軒・庇が重なる場合でも一定の基準に適合すれば別棟として取り扱っている地方公共団体もあり、合理的に柔軟に対応しているように思います。
ぜひ三重県も一定基準を満たすカーポートは別棟とする取り扱いを認めてはいかがでしょうか。
もし認められない場合、他の地方公共団体で認められている事がなぜ三重県では認められないのか納得できる理由を公表して下さい。
●県土整備部 建築開発課
<県の考え方・取組・方針>
本県では、一戸建て住宅と開放性のある自動車車庫の屋根や庇等が重複する場合における建築基準法の「一の建築物」の取り扱いとして、それぞれを「別棟」とみなすかどうかは具体的な建築計画を踏まえ、日本建築行政会議において作成した運用基準に基づき判断しています。その際、外観上、構造上(構造耐力にかかわらない)及び機能上の各面において、相互に接する部分を有するか、高い開放性があるかなどに加え、消防部局の見解も踏まえて、一体性があると認められる場合は「一の建築物」、それ以外にあっては「別棟」として取り扱っています。
なお、三重県として基準を定めてはどうかという御提案については、近隣府県や県内特定行政庁でも具体的な基準が定められておらず、本県でも定めていませんが、今後これらの策定状況や国の法改正なども注視し、各々の建築物への一定の防火性能の確保の必要性なども含め、県内特定行政庁とも協議をしながら、検討してまいります。
<三重県総合計画>
【政策】交通・暮らしの基盤
【施策】安全で快適な住まいまちづくり
【事業】安全・安心な建築物の確保
■県民の皆さんから寄せられた「声」の概要■
県道鈴鹿環状線は朝夕だけでなく昼間も渋滞しています。道路沿いには人口の定着に不可欠である商業施設等が立地しており、道路の渋滞が人口減少に大いに関係していると考えますので、以下の(1)から(4)について検討をお願いします。
また、誰もが安全に利用しやすい道路を整備する予算を増やしてほしいです。
(1)生活道路への大型車両の進入が渋滞を発生させ、通勤や買い物等の移動を困難にし、人口を流出させていると思われますので、対策を講じてほしいです。
(2)鈴鹿市で女性活躍が進んでいるにもかかわらず人口が減少しているのは、渋滞によって生活しにくい状態にあるためだと思われますので、市内の渋滞を解消してほしいです。
(3)商業施設へのアクセスが良好で、生活しやすい状態にある自治体の中には人口が増加しているところもありますので、商業施設へアクセスしやすくしてほしいです。
(4)県道四日市鈴鹿環状線をはじめ一部の県道には、ミニバンなどのファミリーカーがすれ違いできないくらい幅員が狭い箇所があります。育児をしやすくするために拡幅してほしいです。
●県土整備部 道路企画課
<県の考え方・取組・方針>
ご意見いただきありがとうございます。買い物など生活利便性の向上は人口減少対策を推進するにあたって重要な要素です。本県においては、多くの大規模商業施設等は郊外に立地し、自家用車無しではアクセスしづらく、周辺では交通量の集中により交通渋滞が発生している箇所があります。また、車両同士のすれ違いが困難な箇所では、円滑な通行に支障が生じています。そのため、渋滞を解消するとともに円滑な通行を確保し、生活利便性を向上させることが重要と認識しています。
今後も、渋滞箇所については国土交通省・県・市等で構成される渋滞対策推進協議会において、ハード及びソフト対策を含めた検討を行うとともに、車両同士のすれ違いが困難な箇所については早期解消に努め、生活利便性の向上を図りたいと考えています。
<三重県総合計画>
【政策】交通・暮らしの基盤
【施策】道路・港湾整備の推進
【事業】県管理道路の整備推進