一般廃棄物処理事業のまとめ(平成18年度)の概要
毎年、一般廃棄物行政施策の基礎資料とするため、環境省が一般廃棄物処理事業実態調査を実施しております。
このたび、三重県の市町及び事務組合の処理実態(平成18年度実績)について、とりまとめましたのでお知らせします。
平成18年度の県内のごみ処理の状況は以下のとおりでした。
平成18年度の県内のごみ処理の状況
排出及び処理の状況
排出の状況
平成18年度における県内のごみ排出量は740千tで、うち家庭から排出される生活系ごみが532千t(72%)、事業系ごみが209千t(28%)となっており、ここ数年は、生活系ごみは横ばいの状況ですが、事業系ごみは減少傾向にあります。
1人1日当たりのごみ排出量は、ここ数年は減少傾向にあり、平成18年度の実績は1,123gとなっていますが、三重県は全国平均を上回っています。
※国の「ごみ総排出量」の定義の変更に合わせて、新基準により算出しています。なお、平成17年度以前のデータも同様に修正しています。
処理の状況
資源化
ごみの資源化量及び資源化率は、年々増加、上昇しています。平成18年度の資源化率は31.8%となっており、三重県は全国平均を上回っています。
最終処分
ごみの最終処分量は、ガス化溶融施設による市町焼却施設からの焼却灰のスラグ化や容器包装リサイクル法による容器包装廃棄物の分別収集などにより資源化量が増加したため、年々減少しており、平成18年度で83千tとなっています。83千tのうち直接埋立量が49千t(59%)で、焼却等中間処理残さの埋立量が34千t(41%)となっています。
排出・処理の全体の流れ
平成18年度に三重県内で発生した一般廃棄物(ごみ)の排出及び処理の全体の流れは下記をご覧ください。
ごみの排出及び処理の状況(平成18年度)(PDF:80KB)