「伊坂城(いさかじょう)跡の展示」
現在、県民ホールの展示では、平成12・26年度の調査によって発掘された伊坂城跡(四日市市伊坂町)の出土品を紹介しています。
伊坂城は戦国時代(約500~400年前)、丘の上に築かれた東西650メートル、南北130メートルの城です。この城の守りは堅く、上部に櫓(やぐら)を備えた「櫓門(やぐらもん)」を持ち、深さ5メートルを超す堀や、急な斜面の切岸(きりぎし)などを備えていました。矢じりや火縄銃の弾、投石用の石つぶてなどの武器も出土しており、当時の緊迫した状況がうかがえます。 今回は天目茶碗や青磁の香炉など、計11点を7月中旬まで展示しています。お近くにお越しの際にはぜひご覧ください。 |