昔のくらしを学び、遺物にふれる体験では、校区の遺跡地図やいなべ市から出土した縄文土器などの遺物を活用しました。子どもたちは、芽指(めさし)遺跡の上に員弁西小学校があること、東海環状自動車道建設のため発掘している空畑(そらばた)遺跡から出土した縄文土器にふれる体験などを通して、歴史や遺跡を身近に感じていました。
火おこし体験は、雨天で湿度が高かったため、煙は出るものの、なかなか発火はしませんでした。子どもたちは諦めることなく、友達と協力して火種をつくったり、煙たいのを我慢して息を吹きかけたりする姿が見られました。頑張った成果で、何とか約20人が火を起こすことができました。アンケートには「火はつかなかったけど、初めて体験することができてうれしかった」などの感想があり、楽しい経験になりました。火おこしの合間に、黒曜石で葉っぱや野菜を切ったり、石包丁で稲穂を摘み取ったりする体験も行いました。
今後も歴史に興味を持ってもらえるような取り組みを進めていきます。