令和3年12月2日(木)に、津市立養正小学校で出前授業を実施しました。対象は5年生児童2クラス45名でした。弓矢体験と火おこし体験をクラス毎に行いました。
弓矢体験はほとんどの子どもがしたことがなく、弓の正しい持ち方や矢を射る方法を学んでから、的を狙って射る体験を行いました。初めはうまく射ることができませんでしたが、徐々にうまく射られるようになると、何度も夢中になって矢を放っていました。合わせて、粥見井尻遺跡出土の土偶と井田川茶臼山古墳出土の銅鏡のレプリカに触れる体験もしました。
火おこし体験は「まいぎり法」の実演を見て、火おこしの方法を学んでから、各自、火おこしに挑戦しました。先生や友だちと協力して、多くの子どもが火を起こすことができ、達成感を味わっていました。
アンケートの「今日の授業で心に残ったこと」には、「昔の人は食べるのにも、一苦労していると分かった。弓は落ち着くのが大事と分かった。」「矢が的にささってくれたこと。弓道に少し興味が出てきた。」「友だちと火を起こせたこと。二人で協力しあえたので、楽しかった。」などの感想がありました。
今後も活動を通して、楽しくて、歴史学習につながる授業を展開していきます。