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伊勢志摩サミット三重県民会議

三重の産業

三重の農林水産業

三重県では、四季の変化に富んだ自然のもと、伊勢平野や上野盆地の肥沃な農地、鈴鹿山系から大台山系に至る森林、伊勢湾から熊野灘までの豊かな漁場において、多様な農林水産業がさまざまな担い手によって営まれています。
本県の農林水産業は、その営みを通じて、県土の保全や豊かな農山漁村景観の形成、伝統文化の継承に寄与するとともに、古(いにしえ)より育まれた歴史・文化と相まって、三重の魅力発信に大いに貢献しています。

農業

温暖な気候や中京・阪神の大消費地に隣接した立地など、恵まれた条件のもと、世界に誇る松阪牛や伊賀牛、全国第3位の生産量を誇る伊勢茶をはじめ、米、トマト、みかん、熊野地鶏、三重サツキなど、多様な農産物が生産されています。匠の技と地域の特性を生かした農産物の数々は、国内外で高く評価されています。

林業

温暖な気候と豊富な降水量に恵まれた環境のもと、県土の64%を占める森林において、スギ、ヒノキの良質材が生産されています。間伐など丁寧な施業を繰り返し生産される木材は、色・艶・香りなどに優れ、建築用の構造材や内装材等として高い評価を得ています。

水産業

本県は、全国有数の水産県であり、遠浅の砂浜を有する伊勢湾や志摩半島のリアス式海岸、黒潮の流れる熊野灘など変化に富んだ海域において、伊勢えび、あわび、牡蠣、真珠などが水揚げされています。なかでも、全国屈指の漁獲量を誇る伊勢えびは、筆舌に尽くしがたい極上の味わいです。