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平成27年07月08日

平成27年度ケーススタディとディスカッション(第2回)

日時 平成27年7月9日(木)午後1時30分から午後4時
場所

三重県農業研究所 植物工場三重実証拠点

内容

【話題】風が強いとハウスが冷える本当の理由

   講師:農研機構 近畿中国四国農業研究センター 主任研究員 畔柳武司氏

ディスカッションの様子

・伝熱の基礎
・温室の保温性と風速の間の少々複雑な関係
・窓を閉鎖した状態でも発生する温室の換気現象
・防風対策が温室の熱損失に与える影響                    他

ケーススタディーとディスカッション 

      コーディネーター:三重県農業研究所 礒崎真英

 ※意見交換の一部を紹介します。

(参加者)窓の近くに換気扇を置いたら、窓を閉めていても換気回数が増えますか?
(講師)換気回数は増えますが、窓の近くの狭い範囲の空気だけが入れ替わり続けることになり、ハウス全体を見ると空気は入れ替わらないと思います。

(参加者)温度を下げたいところの循環扇の数を倍に増やせば、温度は下がりますか?
(講師)循環扇を動かすだけではハウス内の空気が混ざるだけで温度は下がりません。

(情報)CO2発生機でハウスの換気回数を測定できます。ハウス内に植物がないときにハウス内CO2濃度を2000ppmまで高めて、経時変化を見ることで確かめられます。植物があるとCO2を吸収するので測定できません。また、地面(土)からのCO2発生により夜間CO2濃度が1,000ppmまで上がるので考慮する必要があります。

参加者の声(アンケートより)

・風の影響によるハウスの温度低下について明らかになった。
・施設がこんなにスカスカだとは思わなかった

参加者 農業者、JA、農業資材メーカー等 25人 


 

モデルハウス型植物工場実証・展示・研修事業
三重県実証拠点(三重県農業研究所)
〒515-2316 三重県松阪市嬉野川北町530
TEL 0598-42-6358 FAX 0598-42-1644



 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 農業研究所 〒515-2316 
松阪市嬉野川北町530
電話番号:0598-42-6354 
ファクス番号:0598-42-1644 
メールアドレス:nougi@pref.mie.lg.jp

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