沿岸定線観測結果
2014年1月熊野灘(7-8日、調査船「あさま」79トン)
調査結果の概要
調査時の表面水温は15.3~20.7℃、50mでは15.0~20.7℃、100mでは15.2~20.7℃、200mでは11.6~17.5℃の範囲にあった。表面~50mでは平年より1℃程度低め、100mではほぼ平年並、200mでは北部沖合域で平年より高めの他はほぼ平年並であった。表面から海面下100m付近まで混合し、一様の水温となっていた。
表面の塩分は34.31~34.59、20mの塩分は34.50~34.59の範囲にあり、平年に比べてやや低め~低めであった。
観測時の黒潮北縁は33°10~15′N付近にあり、東へ3ノット程度の流れが観測された。黒潮の表層水温は20℃台であった。
調査の概要
調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員 久野 正博
使用観測機器
水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
SBE43 DO sensor
Seapoint Chlorophyll Fluorometer
流向流速計
ADCP:RD社製300kHz
*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。