沿岸定線観測結果
2014年3月熊野灘(11-12日、調査船「あさま」79トン)
調査結果の概要
調査時の表面水温は15.7~19.9℃、50mでは14.5~19.7℃、100mでは13.3~18.4℃、200mでは11.1~16.1℃の範囲にあった。表面では平年より1~2℃高め、50mでは平年並~2℃程度高め、100mでは沿岸域で平年並~やや低めの他は平年より1~2℃高め、200mでは平年より1℃程度低めであった。
表面の塩分は34.35~34.75、20mの塩分は34.55~34.74の範囲にあり、共にほぼ平年並であった。
観測時の黒潮北縁は33°00′N付近にあり、東へ5ノット前後の非常に強い流れが観測された。黒潮の表層水温は19℃台であった。
調査の概要
調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員 久野 正博
使用観測機器
水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
SBE43 DO sensor
Seapoint Chlorophyll Fluorometer
流向流速計
ADCP:RD社製300kHz
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