沿岸定線観測結果
2015年4月熊野灘(22-24日、調査船「あさま」79トン)
調査結果の概要
調査時の表面水温は16.5~22.6℃、50mでは15.2~22.5℃、100mでは12.9~20.5℃、200mでは9.5~17.6℃の範囲にあった。表面では平年並~1℃前後高め、50mではほぼ平年並、 100mでは平年並~2℃前後低め、200mでは平年より1~2℃前後低めであった。
表面の塩分は32.57~34.85、20mの塩分は34.24~34.85の範囲にあり、表面の沿岸域で平年より低めの他は平年並~やや低めであった。
観測時の黒潮北縁は33°20′N付近にあり、黒潮北縁域ではほぼ東へ3.5ノット前後の流れが観測された。黒潮の表層水温は22℃前後であった。
なお、今月の観測は天候の都合により3日間かけて実施した。流向流速図は4月23日~24日分を表示した
調査の概要
調査海域及び定線 熊野灘(右図)
調査員 久野 正博
使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
DO:SeaBird社製SBE43
クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz
*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。