沿岸定線観測結果
2015年5月熊野灘(14-15日、調査船「あさま」79トン)
調査結果の概要
調査時の表面水温は18.5~23.1℃、50mでは15.0~21.5℃、100mでは12.5~19.9℃、200mでは10.1~18.2℃の範囲にあった。表面ではほぼ平年並、50mではStn.26で平年よりやや高めの他は平年より1~2℃低め、 100mおよび200mでは平年より1~2℃前後低めであった。
表面の塩分は33.82~34.82、20mの塩分は34.47~34.84の範囲にあり、表面ではStn.14で平年より低めの他は平年並~やや高め、20mではStn.28で平年より低めの他は平年並~高めであった。
観測時の黒潮北縁は33°23′~24′N付近にあり、黒潮北縁域ではほぼ東へ3ノット以上の流れが観測された。黒潮の表面水温は23℃前後であった。
調査の概要
調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員 久野 正博
使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
DO:SeaBird社製SBE43
クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz
*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。