現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 水産業 >
  4. 水産研究所 >
  5. 漁海況情報 >
  6. 沿岸定線観測 >
  7.  沿岸定線観測結果 平成27年11月
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 水産研究所
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
平成27年11月06日

沿岸定線観測結果

インデックスページへ

2015年11月熊野灘(4-5日、調査船「あさま」79トン)

調査結果の概要

 調査時の表面水温は19.9~23.8℃、50mでは19.0~22.8℃、100mでは16.7~20.8℃、200mでは10.9~12.2℃の範囲にあった。表面~50mの表層水温は北中部沖合域では20~21℃前後で、平年より1~2℃前後低め、中部沿岸では南から23℃台の暖水が流入し、平年より1~2℃前後高めであった。この暖水流入の影響で、Stn.12の0mと20mでは1967年の観測開始以来11月としては最高水温を更新した。100mでは全域で概ね平年並、200mでは平年並~1℃前後低めであった。   

   表面の塩分は33.77~34.67、20mの塩分は33.75~34.68の範囲にあり、南から流入した暖水域で平年より高めの他は、概ね平年並であった。Stn.12の0mと20mでは水温と同様に塩分も1967年の観測開始以来11月としては最高値を更新した。

 今月の観測では、南部沖合域で北東の風が強く、波が高かったため、Stn.13の観測を通常の定点より約4マイル北で実施し、Stn.29とStn.30を欠測とした。そのため、黒潮を観測することができなかった。 

 調査の概要

調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員  久野 正博

使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
 CTD:SeaBird社製SBE-9plus
 DO:SeaBird社製SBE43
 クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz 

*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
#
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-1843 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000180153