現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 水産業 >
  4. 水産研究所 >
  5. 研究所の紹介 >
  6. 沿革・研究所の百年 >
  7.  051:サメ漁法とサメの利用法
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 水産研究所  >
  4.  企画・水産利用研究課 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line

三重県水産研究に100年(創立百周年記念誌)

目で見る100年

サメ漁法とサメの利用法

昭和13年11月の時報103号に、サメに関する2つの記事がある。『毎年、秋口になるとイワシの群れを追って「平頭鮫」が集団できて、漁業に被害を与え漁獲は皆無となり、恐怖のため操業もできない。通報により本年も9月にはいり9日間、白塚および香良洲沖へ、試験場の船が出動した。そして試験場船は「鮫延縄」を操業した。「操業すれば必ず漁獲あり。又一時操業すれば直ぐ他の鮫は退散するようである。」しかも、大は70貫以上、平均40貫もあり、1尾平均20円くらいに売れるので、「ぜひお勧めしたい」』と漁具の図をも書いている。

次に「鮫生皮処理法及貯蔵について」の記事があり、すでに戦時下にあるから、代用品として「代用品というに余りにも立派な皮革に出世した」サメの皮を製造することを薦め、皮を剥ぐ方法から荷造りの方法まで、図を添えて懇切に解説している。

左はサメの肉を削る道具の図
左はサメの肉を削る道具の図。
右は製品になったサメの皮をきれいにたたむ方法を示す。
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 企画・水産利用研究課 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-1843 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000050610