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平成20年08月05日

三重県水産研究に100年(創立百周年記念誌)

序・三重県水産技術研究の100年に寄せる

三重県知事 北川 正恭三重県知事 北川 正恭

三重県科学技術振興センター水産技術センターは、明治32年に三重県水産試験場として浜島の地に設置され、調査研究を開始して以来、今年で100年という節目の年を迎えました。地方の水産試験場としては全国で3番目に古い歴史を有する研究機関で、昭和59年には名称を水産試験場から水産技術センターに改め、今日に至っています。

この間、遠洋漁場開発や船員の養成、アコヤガイを始めとする増養殖技術開発、水産加工品製造技術開発等、時代の要請に対応した調査研究に取り組み、本県水産業の発展に大きく貢献して参りました。

しかし、水産業を取りまく状況は、漁場環境の悪化、輸入水産物の増加による魚価の低迷、漁業就業者の減少や高齢化問題等、厳しいものがあります。

水産技術センターでは、このような状況のなかで、水産業の発展に寄与するため、総合計画「三重の国づくり宣言」に基づき、クエ、マハタの種苗生産等、新品種・新技術の開発等諸施策の実行に積極的に取り組んでいます。

さらに、平成10年度には、従来縦割り組織となっていた県の公設試験研究機関を一元的に総括運営するために、三重県科学技術振興センターを設立したところです。その体制のもとで水産技術センターは、各公設試験研究機関をはじめ高等教育機関等との連携強化を図りながら、県民のニーズにより的確に応えられる質の高い研究を目指しています。

21世紀は共生の時代とも言われ、環境を保全しつつ、水産物の持続的生産を維持することがとりわけ重要になると考えられます。そのため、安全で安心できる水産物の供給、確保に係る幅広い調査研究、技術の開発を推進することは、水産技術センターの使命であると確信しています。

このたび、100年に及ぶ当センターの歴史と先人の業績を振り返り、21世紀への貫重な糧とするため、「創立百周年記念誌」を刊行いたしました。

今後とも本県水産業の振興に貢献するため地域に密着した調査研究・技術開発を進めてまいる所存でありますので、御支援、御協力をお願い申し上げます。

平成12年1月

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 企画・水産利用研究課 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-2225 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

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