現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 水産業 >
  4. 水産研究所 >
  5. 研究情報 >
  6. 学会発表 >
  7.  マハタ種苗生産におけるウイルス性神経壊死症(VNN)の防除対策の検討
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 水産研究所  >
  4.  企画・水産利用研究課 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
平成20年08月05日

マハタ種苗生産におけるウイルス性神経壊死症(VNN)の防除対策の検討

水産増殖 第50巻 第3号 355-361

土橋靖史・栗山 功・黒宮香美・柏木正章・吉岡 基

内容

マハタの種苗生産で発生するウイルス性神経壊死症(VNN)の防除を目的として,PCR法を用いたウイルス遺伝子検出による親魚の選別,オキシダント海水による受精卵消毒,およびオゾン処理海水による仔魚の飼育を実施した。その結果,2000年~2001年の8例の飼育例全てでVNNの発生は認められず,稚魚まで生産することができた。取り上げた稚魚を砂ろ過海水で飼育したところ,4例の飼育例全てでVNNによる大量死が発生したのに対し,オゾン処理海水での7例の飼育例全てで引き続きVNNの発生は認められなかった。以上の結果からこれらの対策は,マハタ種苗生産におけるVNN防除対策として有効であると判断された。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 企画・水産利用研究課 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-2225 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000050727