沿岸定線観測結果
2016年4月熊野灘(5-6日、調査船「あさま」79トン)
調査結果の概要
調査時の表面水温は14.6~21.8℃、50mでは15.8~21.5℃、100mでは14.4~21.3℃、200mでは11.8~19.7℃の範囲にあった。表面では沿岸域で平年より1℃前後低めの他はほぼ平年並、50m~200mでは平年並~やや高めであった。南部黒潮域では平年より1~2℃高めであった。
表面の塩分は31.93~34.89、20mの塩分は34.15~34.88の範囲にあり、表面では沿岸域で平年より低めの他はほぼ平年並であった。20mでは全域で概ね平年並であった。50m~200mの塩分は平年並~やや高めであった。
観測時の黒潮北縁は33°25′N付近にあり、東へ3ノット台の流れであった。黒潮本流の表層水温は21℃台であった。
調査の概要
調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員 久野 正博
使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
DO:SeaBird社製SBE43
クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz
*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。