沿岸定線観測結果
2016年12月熊野灘(19-20日、調査船「あさま」79トン)
調査結果の概要
調査時の表面水温は19.2~23.0℃、50mでは16.8~22.7℃、100mでは15.5~21.8℃、200mでは11.4~18.1℃の範囲にあった。表面では平年より1℃前後高め、50m~100mではほぼ平年並、200mでは平年並~1℃高めであった。
表面の塩分は34.47~34.78、20mの塩分は34.41~34.78の範囲にあり、全域で平年よりやや高め~高めであった。
観測時の黒潮北縁は33°20′N付近にあり、東へ3~4ノットの流れが観測された。黒潮本流の表層水温は22℃台であった。
調査の概要
調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員 久野 正博
使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
DO:SeaBird社製SBE43
クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz
*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。