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平成29年02月10日

沿岸定線観測結果

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2017年2月熊野灘(8-9日、調査船「あさま」79トン)

調査結果の概要

 調査時の表面水温は14.9~20.9℃、50mでは13.9~20.8℃、100mでは13.3~19.9℃、200mでは10.8~18.4℃の範囲にあった。黒潮域を除き、表面では北中部で平年並~1℃程度低め、南部では平年並~1℃程度高め、50mでは平年並~1℃程度低め、100mでは概ね平年並、200mでは南部沿岸域で平年より1℃程度低めの他は平年並~1℃高めであった。黒潮域では各層で平年より1~2℃高めであった。   

   表面の塩分は34.63~34.94、20mの塩分は34.64~34.93の範囲にあり、黒潮域で平年より高めの他は概ね平年並であった。黒潮域では、Stn.29の50m層まで、Stn.30の150m層まで34.9を超える高塩分が観測された。

 観測時の黒潮北縁は33°20~25′N付近にあり、黒潮は2~3ノットの比較的弱い流れであった。黒潮の表層水温は20~21℃、表層塩分は34.9以上で、高水温・高塩分であった。 

 調査の概要

調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員  舘 洋

使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
 CTD:SeaBird社製SBE-9plus
 DO:SeaBird社製SBE43
 クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz 

*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
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本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-1843 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

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