沿岸定線観測結果
2017年4月熊野灘(4-5日、調査船「あさま」79トン)
調査結果の概要
調査時の表面水温は14.8~20.6℃、50mでは14.0~20.1℃、100mでは13.7~19.6℃、200mでは11.3~17.8℃の範囲にあった。表面~50mでは平年より1~2℃程度低め、100mでは平年並~1℃程度低め、200mでは平年並~1℃程度高めであった。黒潮域の水温は、表層では平年より1℃程度低めであった。
表面の塩分は34.64~34.96、20mの塩分は34.49~34.94の範囲にあり、平年並~高めであった。黒潮域では、Stn.30の100m層まで34.9を超える高塩分が観測された。
観測時の黒潮北縁は33°15′N付近にあり、東南東へ3~4ノット程度の流れであった。
調査の概要
調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員 久野 正博
使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
DO:SeaBird社製SBE43
クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz
*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。