現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 水産業 >
  4. 水産研究所 >
  5. 漁海況情報 >
  6. 沿岸定線観測 >
  7.  熊野灘沿岸定線観測結果 2019年7月
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 水産研究所
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
令和元年07月10日

沿岸定線観測結果

インデックスページへ

2019年7月熊野灘(8-9日、調査船「あさま」79トン)

調査結果の概要

 調査時の表面水温は23.0~24.3℃、50mでは17.9~22.0℃、100mでは15.8~18.1℃、200mでは11.3~14.0℃の範囲にあった。南部沖合域を除き、表面ではほぼ平年並であった。50m~100mでは平年より1~4℃前後も高めで、沿岸域を中心に高水温が顕著であった。200mでは平年より1~2℃高めであった。50mではStns.8,20で7月としては1972年に次ぐ高水温であった。100mではStn.8で7月としては1968年の観測開始以来、最も高い水温を記録した。 

   表面の塩分は28.03~34.23、20mの塩分は33.68~34.23の範囲にあり、表面では平年よりやや高め~高め、20mでは低め~かなり低めであった。夏季には珍しく、多くの観測点で20~30m付近まで鉛直混合していた。

 観測時の黒潮は大蛇行流路で、33°N以南に離岸していたため、黒潮に達することはできなかった。今月の調査では、熊野灘のほぼ全域で、黒潮内側反流に対応する南西へ1ノット前後のやや速い流れが観測された。 

 調査の概要

調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員  久野 正博・丸山 拓也

使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
 CTD:SeaBird社製SBE-9plus
   :鶴見精機製XCTD
 DO:SeaBird社製SBE43
 クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz 

*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
#
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-1843 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000228642