現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 水産業 >
  4. 水産研究所 >
  5. 漁海況情報 >
  6. 沿岸定線観測 >
  7.  熊野灘沿岸定線観測結果 2020年7月
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 水産研究所
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line

沿岸定線観測結果

インデックスページへ

2020年7月熊野灘(21-22日、調査船「あさま」79トン)

調査結果の概要

 調査時の表面水温は24.0~28.2℃、50mでは17.7~20.4℃、100mでは16.2~17.4℃、200mでは12.4~13.9℃の範囲にあった。潮岬以南の海域を除き、平年に比べて表面ではおおむね1~4℃高め、50mではおおむね1~2℃高め、100mと200mではおおむね2℃前後高めであった。表面、100m、200m、300mの平均水温は平年値と比較してかなり高かった。 

   表面の塩分は25.00~33.95、20mの塩分は33.80~34.29の範囲にあった。表面の塩分は顕著に低く、Stns.8,20,22で同月観測開始以来の最低値を更新した。また、平均的には50m以深の塩分が平年より高めで、300mではStn.15で同月観測開始以来の最高値を更新した。ただし、300mのStns.29,30は同月観測開始以来の最低値を更新した。

 今月の観測時の黒潮も大蛇行流路、かつ北上部が熊野灘から離れていたため、黒潮には達しなかった。また、6月下旬から梅雨前線が停滞して降水が多かったことにより、全域の表面に高水温・低塩分の水が層を成していた。

 調査の概要

調査海域及び定点 熊野灘(下図)
調査員  丸山 拓也・舘 洋

使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
 CTD:SeaBird社製SBE-9plus
   :鶴見精機製XCTD
 DO:SeaBird社製SBE43
 クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz 

*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
#
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-1843 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000239435