現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 水産業 >
  4. 水産研究所 >
  5. 漁海況情報 >
  6. 沿岸定線観測 >
  7.  熊野灘沿岸定線観測結果 2024年6月
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 水産研究所
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
令和06年06月17日

沿岸定線観測結果

インデックスページへ

2024年6月熊野灘(5-6日、調査船「あさま」84トン)

調査結果の概要

 調査時の水温は、表面では20.8~22.8℃、50mでは16.4~19.7℃、100mでは15.2~17.0℃、 200mでは10.6~12.7℃の範囲にあった。測点29,30を除いた測点では、測点13で平年より低めであったほかは、概ね表面、50m及び100mで平年並~やや高め、200mで平年並であった。また、測点29,30の水温は、表面、50m、100m及び200mで平年より低め~かなり低めであった。

 塩分は、表面で30.05~34.35、20mでは33.36~34.35、200mでは34.34~34.43の範囲にあった。表面、
20m 、50m及び200mでは、平年より低めの測点が多く、特に一部の測点の表面ではかなり低めであった。測点22の表面、20m、測点26,28の50m、測点13,29,30の200mでは同月の過去最低塩分を更新した。一方で、100mでは概ね平年並であった。

 観測時の黒潮は、熊野灘沖で31°N付近まで達する大蛇行流路(A型)であったため、調査では黒潮に達しなかった。
 熊野灘の北部沖合では西向きに1~1.5ktほどの流れが観測された。

 調査の概要

調査海域及び定点 熊野灘(下図)
調査員  宮本 敦史、佐口 智之

使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
 CTD:SeaBird社製SBE-9plus
   :鶴見精機製XCTD
 クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz

*平年値:1991-2020年(測点29,30は2002-2020年)
*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。

#
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-1843 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000288570